「木育」の取り組みが少しずつ広がっているようで・・ 「嬉しい」
昔当然のようにあった、木の製品に囲まれた生活から、プラスチック・金属製品
が増え、木そのものに触れることが少なくなってきています。
赤ちゃんの頃から、木に触れ、その良さを感じ自然と寄り添い心を育む。
木のおもちゃは、子供の五感に働きかけ、感性を豊かにすると言われています。
赤ちゃんの小物として販売されている木のおもちゃは、ウレタン塗装がされていない、
自然のオイル塗装やミツロウワックス仕上げなどのものをよくみかけます。
ですが、家具となると、無垢材で作られた家具であってもウレタン塗装のものが多い。
それは、汚れが付きにくいからです。
自然の木をウレタンの塗膜で覆ってしまうので、木に汚れや水分がしみ込むことが
なく跡が残りにくい。
逆を言えば、塗膜で覆われてしまうので、木そのものに触れられないのです。
そこで、遊木舎がこだわるのは「オイル塗装」
木にアマニ油由来の自然オイルをしみこませ、拭き上げる。完全に乾いてから、
ワックスを塗り研磨しながらしっかり拭き上げる。
オイル塗装だと、木が自然に居た時のように呼吸を続けられるのです。
呼吸できる分、反りや割れが起こることもあります。
もちろん反り止めや、木の伸縮を逃がすための加工方法を細部に散りばめて、
それを最小減にしていますが…(それでも自然の力は強いので時々割れてきたりも)
そんな自然の呼吸を、大事にしているのです。
是非、子供たちにも国産の自然の栗の木に触れてほしい。
そんな思いで、愛情込めて、木の家具を送りだしています。